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むなしき愛#1

最近、キース・リチャーズが何年か前に出した自伝「ライフ」を読んでて、
コレがなかなかオレをやる気にさしてくれる。

ストーンズやビートルズやザ・フーとか白人のロックンロールバンドを聴いて、
そのルーツにあるブルースやR&Bとか、
黒人の音楽を知るってのが、
多分普通の流れだと思うんだけど、
オレは逆だったんだよなぁ。
まぁ、どうでもいい事かもしれないけど、
ここは自分にとって大きな違いなんだよね。
入り口の数があるほど、
出口までの道のりも違ってくるはずだから。
出口なんかないんだけど今のところ。

その昔、
一気にブラックミュージックの大河に飛び込んで一日中溺れるくらい夢中になって聴いて、古いギターマガジンに載っているタブ譜なんかを頼りにブルースのバッキングギターなんかを憶えていった。

ある日ふと、
そう、あのアダルトビデオショップのオヤジが聴かせてくれた68年のアルバム、ベガーズ・バンケット。

シビれたなぁ。
説明のつけようのないカッコよさ。
聴いていたブルースの黒い空気を持っていて、
エレクトリックギターが目立つアルバムじゃないんだけど、
そこがまたマジックって感じでね。
ストリート・ファイティングマンなんてすごい迫力だよね。

その後に聴いたのがライブ盤のゲット・ヤーヤーズ・アウト。
ロバート・ジョンソンのラブ・イン・ベイン。

あのアレンジは世界史に残るでしょう。
光がもれる宝石箱を見たらあんな気持ちかな。
こんなに美しくて切ない歌詞があるのかって、
ジョンソンさん、いったいどんな気持ちだったんだい。
ストーンズは見事にこの歌詞に見る景色を音と音の隙間にあるマジックで創造したんだ。
そしてミック・テイラーのスライドギター。
汽車が出ていく…
何度聴いても深い、深いところまで届く音。
ちなみにオレの腕にはLOVE IN VAINとタトゥーが入っているのだ。

まぁ、ストーンズには色々と想いがあるんだけど、
それはブルースからの流れが大きい。
ライフの中でキースがブルースやオープンGチューニングや作曲について語ってるところが好きだな。
ビシビシ入ってくる。

一応そりゃ自分なりに、
オレが弾くならこうだぜって、
ギターの美学みたいなモノ。
あると思うんだ。
自分のギターのルーツはブルースとR&Bだと思ってる。
そこからマジになってはじまったからかな。
ギンギンに弾きまくるより、
グルーヴさせるギターが好きだ。
強いリズムと一瞬の煌めきを持てれば最高だな。

ストーンズはバンド全体で大きなうねりを作っていく、
ジミー・リードもそうだ。
マディ・ウォーターズのバンドだってそうだ。

時期的にまたブルース期に入ってて、
あるんだよなぁ年に一度か二度そんな時期が、
おかげで連れ戻してくれるし、
ほら、お前の足元はここだぞって教えてくれる。
ちょうどジミー・リードとかジョン・リー・フッカーとか、
夢中になって聴いてたから余計にキースの言葉が入ってくるんだよね。
知らなかった事が入ってきて、
違うコードの押さえ方、
どこを鳴らすべきか、
一日中ギターと会話してるんだけど、
今のところ作曲はお預けだ。
新しい鳴りを手に入れるのが最優先だな。

ハニーメイカーはギターが二本だ。
可能性は無限にある。
どこをロックしてどこをロールさせるか、
シャッフルが必要だな。
とことんやるしかないね。

久しぶりにブログ書けばこんな事。
ライブを見にきてくれるみなさん気になさらず。
オレたちの演奏でノレたら自由に踊ってほしいし、
演奏が悪かったらバカヤロー踊れるか!
とヤジを飛ばしてくださいな。

それ以外の文句はティッシュに丸めて捨てた方がお互いのためだぜ。

そしてちょっと気になったら、
オレが好きな音楽も少し聴いてくれたら、

なんつって。
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