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友よ

友よ、君は僕がこの町で暮らしはじめて最初に出会った友達。 金はなく腹は減っていた。その日をどう切り抜けるかの毎日に、もがけばひたすらに絡まっていく、物や心がひとつひとつ徐々に無くなっていく毎日は恐ろしい。そんな時に偶然飲み屋のカウンターで出会った君はまるで旧友のように僕の心を楽にしてくれた。そう、君と出会う数日前に、君が働いてた古本屋に大量の小説を売って、その金でなんとかなったんだ。おっちゃんたち...

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